四万十川から足摺岬への旅(1)


平成17年9月12日(月)。朝一番7時の国道九四フェリーで佐賀関から三崎港に渡り、一路四万十川に向かいました。
<佐賀関港>

 途中、四万十川の源流の一つとも言える滑床渓谷を訪ねようとしたのですが、先日の台風で道路が通行止めとなっていたため、行くのを諦めて、宇和島経由で国道320号線を通り、直接四万十川へ車を走らせました。
 10時半頃、上流の四万十川に辿り着きましたが、上流のためあの広大で清いイメージがありません。
 台風のせいか清流とは言えず濁りがまだ残っていました。
 下流へ川と並走して走っていくと、出会いました。四万十川に掛かる橋として有名な「沈下橋」です。

 <岩間沈下橋1>


<岩間沈下橋2:パノラマ>

 四万十川には、こうした沈下橋は、保存沈下橋(47橋)を含めて59あるそうです。
 沈下橋(ちんかばし)とは、大水のときに水面下に沈むように作られた橋のことで、流木などがひっかかって壊れるのを防ぐため欄干が無いのが特徴です。
 自然(川の洪水)に対して逆らうのではなく、自然と共生していこうとする人間の知恵の産物と言えます。
 さらに南下して行き、途中途中で四万十川の写真を撮りました。

 <四万十川を望む>
  

 次に寄ったのが、「釣りバカ日誌」の撮影現場となった「勝間橋」です。




どんどん下流に行くと、さすがに川幅も広くなり、ゆったりした四万十川の雰囲気が出てきました。




 この後、「佐田沈下橋」を最後にして、四万十市(旧中村市)の中心地に入りました。

<佐田沈下橋>(正面から撮影)