国宝 瑞龍寺(富山)


富山県高岡市にある瑞龍寺は、高岡を開いた加賀前田家二代当主前田利長の菩提樹です。
三代目当主の利常が兄利長への深い恩から、寺は加賀百二十万石の威信をかけた一大事業
として取り組まれ、藩の名匠山上善右衛門によって、約20年の歳月を掛け建立されました。



総門、山門、仏殿、法堂の主要伽藍を一直線上に並べ、禅堂と大庫裡を左右対称に配置し、
この周囲に回廊をめぐらして諸堂を結ぶ禅宗様式の典型的な伽藍配置は壮大です。
特に山門、仏殿、法堂は近代寺院建築の傑作として富山県内唯一の国宝の指定を受けています。




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